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1995年6月26日から7月7日

 ┃ データ ┃ アルバム ┃

┃ 26日 ┃ 27日 ┃ 28日 ┃ 29日 ┃ 30日 ┃ 
 ┃ 7月1日 ┃ 2日 ┃ 3日 ┃ 4日 ┃ 5日 ┃ 6日 ┃


7月4日 別犬ジェイムズ

今日は病気療養

 7時半起床。昨日あれだけ痛かったのに、胃の調子はいいみたい。回復してよかった。旅先で本当に病気になったりしたら大変だ。それにしても、ここんとこ調子が悪い。やっぱ旅の疲れがでてるのかなぁ〜。それとも単なる夏バテか?

 もう8時半だ。下に降りて朝食。連れは昨日わたしの調子がすごーく悪かったのを気遣ってくれて、今日はゆっくりお休みの日にしていいよと言ってくれた。どうもありがとう。ご飯の間に部屋のメイキングも終わっていたので、連れのお言葉に甘えて、わたしは再度睡眠状態へ。

 お昼頃起きて、ランチを買いに行く。わたしの胃の調子に合わせて、軽くメロンとパンで軽く済ます。パンは、一日経っていたけど柔らかくておいしかった。メロンは、今までと違う種類だったが、よく熟れていたので、すごくおいしかった。いつもバカうまです。

 デザートにヨーグルトとフルーツケーキを一切れ買ってきたが、メロンでお腹いっぱいになってしまったので、ケーキは置いておく。お腹もいっぱいになったら、なんだかやる気が出てきた。前から作ろうと考えていた、ワンピース作りに挑戦する。

ワンピース作りに挑戦す

 連れとデザインなどを相談し、こんなもんだろうと裁断したら、なんとまったく見頃の目測を誤っていた。頭からかぶって脱ぎ着できるように、ゆったりと作るだったのに、ずいぶんタイトに裁断してしまったのだ。げーーどうする!これじゃ、どうしてもファスナーが必要だ。
 
 しかし、こんな山奥じゃファスナーは売ってないし、仮にニコシアで買えたとしても、ミシンがない…。どう考えてもワンピースが作れないことがわかり、二人とも途方に暮れてしまった。

 すると、連れが前開きにしたらと、アドバイスしてくれた。前開きにしてもワンピースはつくれないが、半袖ジャケットならできるかもしれない。よしジャケットに変更だ。がんばるぞ。

 3時40分もうパパも帰っているだろうと言うことで、連れが様子を見に行くとパパが帰ってきていた。早速レンタカーのことを頼みに下に降りる。だが、パパは眠たい眠たいと言うばかりで、私たちの話をちゃんと聞いてくれない。そして「後で電話しといてやる」と言って、さっさと寝に行ってしまった。「大丈夫かいな」とすごく不安になる。とりあえずパパの言葉を信じるしかないね。なんとなく釈然としないまま、私たちはロビーに残る。

 気を取り直して、今後の旅の計画を練る。7日にニコシアへ移動するのだが、むこうでの時間を多く取ろうと思い、朝一番の5時半のバスで行くことに決めた。すると、パパにつられて、またまた眠くなってきた。わたしもお昼寝する。連れはレンタカーのことが済んで気が晴れたのか、やる気満々でお散歩へ。

ワンピース改めジャケット作り

 眠くはなったのだが、レンタカーのことやジャケットのことなんかが頭に引っかかって、結局うつらうつらしただけで、起きてしまう。さて、それじゃワンピース改め、ジャケットの作成に取り掛かると致しましょう。

 もう後がない!失敗は許されないぞ!Tシャツを当てながら、慎重に裁断する。ジョキジョキジョキ。んーーうまくいきました。そうだ首周りはどうしよう。丸首かVかどっちがかわいいかなあ。と悩んでいたら、5時散歩に行っていた連れが帰ってきた。

 連れは、未開の地を探険しようと思ったけど、結局昨日の滝に行ったらしい。そしたらそこでイスラエル人のご夫婦に出会ったという事。だんなさんはでっかくて馬面でお髭さんもじゃもじゃ。奥さんは黒髪で普通くらいの背で、もんぺみたいなズボンをはいていたらしい。

 はじめ「イズラエルから来たんだ」といわれた時、連れは「イズラエル」という英語の国名が、とっさにどこの国のことなのかわからなかったらしい。イスラエルって国が日本とって身近でないから、「イズラエル」って単語がピンとこなかったんだって。わたしもイスラエル人に会ったことがないから、一緒に行けばよかった。残念

 そんな連れのファーストコンタクトの話が一段落ついたので、わたしの目下の悩み、ジャケットの首周りのデザインについて相談する。襟をつけるわけでもないし、涼しげだから、Vに決定する。

 よしそれじゃあVの首周りで裁断して、裁断終了。調子に乗って袖口と肩を縫う。でも、あんまり根を詰めてまたしんどくなっちゃってもいけない。それにそろそろご飯の時間なので片付けて、6時半出掛ける。

ジェ、ジェ、ジェイムズ!?

 今日はお父さんの所へ。ジェイムズを見てびっくり!ジェ、ジェ、ジェイムズ!?あんた、どうしたの?なんと、すっかり毛を短く刈られていて、別人ならぬ別犬なっていたのだ。こんなに短くしなくてもいいのにって言うくらいの丸刈り。お父さん…。やる時は徹底的なのね。(>_<)

 私たちが来たのを見て、お父さんは逢えなくて寂しかったよと言ってくれた。お父さん大げさだよ。一日来なかっただけじゃん。でも、そういってもらえると、わたしたちも常連さんの気分になって、少しうれしかった。

 今日のピタピタパンは、いい頃合いで焼けていた。んーーおいしいです。辛口の白ワイン、「アフロディーテ」を飲んだが、さらっとして飲みやすい。そして、今日のメインはラム。お肉は炭火焼だとグッとおいしくなるね。日本ではラムなんて一度も食べたことなかったけど、今ではすっかり大好物。ほんとおいしい。

 二人してカボガボ食べつくして残った骨は、別犬ジェイムズに進呈する。ジェイムズったら、バァーと飛んできて骨をバリバリって食べちゃった。イヌの噛む力ってすごーい!丸刈りにされても、噛むパワーは落ちないのね。

 そんなことしながら、二人してゆるゆるとディナーを頂いている間、親子連れがやってきた。ママ、お姉ちゃん、僕ちゃん、謎の東南アジア系の女の人という構成だ。お母さんがコーヒーを飲んだだけで帰ったのだが、その間お姉ちゃんと僕ちゃんは、ジェイムズと大遊びしてた。ジェイムズも僕ちゃんを追っ
かけたりして楽しそう。

 連れと観察した結果、謎の東南アジア人は、子供達のベビーシッター兼メイドさんってことで落ちついた。お父さんも僕ちゃんをかまっていた。子供好きなんだね。ん?!ちょっと待てよ…。もしかしたら!!お父さんは私たちを子供だと思って、かわいがってくれているんじゃなかろうか!そうかも知れない。だから、いつもいつも気前よく、まけてくれるのか。

念願のスイカにありつく

 さて、お腹もいっぱいだし、そろそろお暇しようかと思っているところに、お父さんが、サービスだよと言ってスイカを持ってきてくれた。わぁお父さんありがとう!スイカ食べたかったのよぉ。

 いつもお昼に食べているメロンは、いくら大きいといっても、なんとか二人で食べきれる大きさだが、スイカときたら、わたしの頭より大きいのばっか。とっても二人で食べきれるような大きさではなかったので、食べたくても買えなかったのだ。

 待望のスイカは、甘くてとってもおいしかった。余りのおいしさに食べ尽くしたら、今度は体が冷えてきて、ちょっと寒くなってしまった。8時40分チェックをしてもらう。今日は7ポンド。絶対安い。お父さんほんとに商売する気あるんかいな。

 ホテルに戻る。まだシャワーも浴びてないけど、なんだか眠くて眠くて。わたしもあんまりお昼寝できなかったし、連れはお昼寝なしで、滝まで強行お散歩に行ってお疲れモード。そんなこんなで、二人ともうたた寝してしまう。いかんいかん。11時いったん目が覚める。のどが渇いたので、連れがお水もらいに行ってくれた。とりあえず水分補給したけど、やっぱ眠いので、シャワーは明日。おやすみなさい。




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