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1995年6月6日から6月9日
 ┃ データ ┃ アルバム ┃

┃ 6日 ┃ 
7日 ┃ 8日 ┃ 9日 ┃


6月6日 さらばナクソス、こんにちはイオス

最後のナクソス観光

 7時30分に起きるつもりが、昨日飲みすぎたせいか、なかなかパッと起きれず、朝食をとりに食堂に行ったのが、8時20分。遅いかと思ったが、みんなよりも遅かったせいで、今日も窓辺で食べることができた。んーいい景色だねぇ。もぐもぐもぐ。

 朝食の後、レセプションのお兄ちゃんにイオス島行きのボートの確認をしてもらう。「11時30分にここでね。それか荷物持っていってあげるから港で待っててもいいよ。」と言ってくれたけど、一度戻ってくるからと言って、昨日見損ねた美術館に行く。

 行く途中で、ちっちゃくって、ちょっとよれてる、みそっかすのニャンコに出会う。二人ともニャンコ好きなので、よよよっと寄って、しばらく遊ぶ。そしたら、前からワンちゃん連れのおばさんがやってきた。と思ったら、このみそっかすが、いきなり「フー」と唸って、毛を逆立てて戦闘態勢に入ってしまったのだ!!おーいなんでやぁ?!

 おばさんも、みそっかすの大袈裟な様子を見て、ワンちゃんをだっこして通り過ぎようとした。まぁそれがいいでしょう。なのに、後もう少しで通り過ぎようかというときに、ワンちゃんを降ろしてしまったから、さぁ大変。いきなりみそっかすがワンちゃんに襲いかかったのだ。ちいこいくせに、なんでそないに攻撃的なんやぁーー。

 あわてて連れが足で、みそっかすニャンコの行く手を遮る。その間におばさんとワンちゃんは去り、事なきを得た。おーーびっくりしたー。ワンちゃんが行っちゃうと、毛が逆立てるのは止めたけど、まだ興奮覚めやらぬ様子。ここまで来たら、乗りかかった船。なでなでしたりして、みそっかすが落ち着かせた。すっかり元のよれよれニャンコに戻ったようなので、当初の目的地の美術館へやっと向かう。今日はちゃんと開いていた。これでまた見られんかったら、しゃれになってなかった。

 ここにはキクラデス文明の展示があった。キクラデス文明とはBC3世紀にキクラデス諸島に発生したエーゲ海で最初の文明だ。他にも彫刻や壺などいろいろあったが、いいものはアテネなどの大きい美術館に取られているような感じだ。ひとしきり美術鑑賞した後、ポートの方に降りて、次に向かう、イオス島のホテルにボートの時間を連絡する。電話当番の連れによると、丁寧な英語で応対してくれたそうだ。帰りにスーパーで船用のおやつを買っていく。


ほんま、頼むで!

 戻ったら11時。まだ時間があるので、その間に友達に絵葉書を書く。11時30分になったけどまだ行かない様子。お兄ちゃんが言うには、今日は向かい風で船が遅れのるからまだ大丈夫なんだそうだ。ノープロブレムだって。ほんまかぁー?!何か心配…。

 待っている間、お兄ちゃんたちを観察していて、どうやらお兄ちゃんとお迎えバスおじさんは親子だという事に気づく。お兄ちゃんがやたら背が高いので今まで気付かなかったけど、そういわれてみると、どことなく顔が似てるような…。

 お兄ちゃんは何回も海を見て確認していたが、とうとう遅れている船が見えたみたいで、12時05分やっと送ってくれることになった。お迎えバスのおじさんが「遅い朝御飯なんだ。」と言って、パンをまだもぐもぐさせながら送ってくれた。

 いい加減なお兄ちゃんのおかげで、ハラハラしたが、ちゃんと船には乗れました。エフハリストー(ありがとう)!さらば、ナクソス。


さぁ、次はイオスだぁ!

 今度の船「エキスプレスパロス」も大きい船だ。12時25分乗り込むとすぐに出港する。適当に座席に座って、早速おやつタイム。ぱくぱく食べた後は、代わりばんこに船内探検に出掛ける。まずは連れで、次にわたし。荷物があるから二人一緒にウロウロするわけにいかないのが残念だ。

 はじめは右舷に行って、次に左舷に行く。左舷の方は操舵室の横まで行った。操舵室の舵取りおじさんに挨拶した。下を見ると甲板にも人がいっぱい。こんな所でも日光浴してる人がいる。ええ根性してるやん。ひょいと見ると、ある家族連れのママが、ランチにサンドイッチを作っていた。おぉーこれは名案。今度真似しよう。ひとしきり歩いて戻ると、今度は眠くなってきた。またまたよく効く酔い止め薬のせい。

 14時イオス島に到着。今日のお宿の「イオスパレス」のお迎えバスがやってきている。今日は私たちだけのようだ。山道をがんがん登り、中心の町イオスを突っ切って、ミロポタスビーチにやってきた。ビーチには人がいっぱい。すごいすごい。港が小さくて人気がなかったので、こんなに人がいるとは、思いもしなかった。ちょっとびっくりした。

 そんなビーチのすぐそばにホテルはあった。ビーチに迫っている山肌にぐちぐちと部屋が張り付いている。それぞれの部屋の壁は、ステキな配色で色が塗られていて、とってもかわいらしい。ホテル内にプールもあるし、なかなかいいホテルなんでないかい?

 すぐにチェックインできて、部屋に案内してもらう。しかし、ホテルが山肌に沿って、部屋が張り付いているような作りなので、階段で上ったり降りたりして大変。その上階段の急なこと!重い荷物かついでよろよろ部屋まで行く。まだ薬が効いていてボーとしている、わたしにはかなりきつかった。


部屋はどんなかな?

 私たちの部屋、23号室は、ベランダにブーゲンビリアが咲いていて、とってもきれい。ビーチも一望できて、眺めは超グッド☆彡んーさすがはコスタス推薦のホテル。しかし、ここもバスタブがないんだなぁ。減点1。どこのホテルもいいことはいいんだけど、100%全部良いというわけにもいかないのよねー。でもシャワーのことをのぞけば、ここは100点あげても良いくらい。

 そうそうたまっている洗濯物を片付けなきゃ。けどまだまだ薬から醒めそうもなく、また眠り姫。やっと起きれる状態になったのが19時。ちょっと効きすぎなんでないかい。今から町に繰り出すのもしんどいので、ビーチのタベルナで済ますことにする。

 19時30分ビーチの「タイキッチン」というタイ料理屋に入る。今日のディナーは、ミックスベジタブルライス、カシューナッツ入りスイートチリソースチキン、ツァチキ、ネロ、アムステルビールときた!! ひっさしぶりにご飯を食べた。

 もうこの時間には昼間の人出が嘘のようだ。ウエイトレスのお姉ちゃんは日本のミホというところの牧場にいたことがあるそうだ。ミホと聞けば美保の松原しか、思いつかない。ちょこちょことしゃべっただけで、詳しく聞かなかったので、結局日本のどこかはわからずじまい。(鳥取にも美保ってとこがある。牧場だったら、こっちの美保か?)

 ひさびさのご飯だったし、ほかのお料理もなかなかおいしかったのだが、ジャカジャカと大きい音で音楽がかかっていて、店内がうるさかったので、なんだかしんどくなってしまう。21時部屋に戻る。今度は疲れているのか、お腹がいっぱいになったからか、はたまたしつこく薬のせいか、またねむくなってきた。22時30分早々と寝させてもらう。おやすみなさい。今日は一日中夢の中。 



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