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6月28日 カレドニアフォールへハイキングハイキングへ行こう♪7時起床。4時間ほどしか寝ていないけど、ベッドに入ってからはぐっすり眠れたので結構元気だ。お目目をぱっちり覚ますためにシャワーを浴びる。わたしのせいで、連れもあんまり眠れなかったみたい。ごめんね。今日は金子パパに教えてもらった滝「カレドニアフォール」へハイキングに行く。8時出かけるのでいつもみたいにゆっくりせずに、朝食をさっさと食べて、ランチの買出しに行く。昨日はツナサンドだったから、違うのにしよう。いろいろ物色した結果、今日はハムの缶詰を買った。ハムの缶詰なんて初めて食べるけど、どうかなおいしいのかな?ちょっと不安…。デザートはオレンジにする。 そしてハイキングといえばおやつでしょ。わたしはチョコレート、連れはスイカ飴を買った。帰りに途中の公衆電話からシンガポール航空に電話を入れ、帰りの飛行機のリコンファームをしたが、まだ予約は取れていなかった。10時ランチの用意をして、身支度も整え、金子パパにお金とパスポートをあずけて準備完了。いざゆかん!! 出発ーー☆彡カリセアの前の坂をずんずん登って、T字路を右へ曲がる。土産物屋やタベルナをちらちら見ながら、さらに続く坂をづくづく登る。やがて店も途絶え、くねくね道になってきた。おっとここにも鈴なりのチェリーの木が!でも手の届くところにチェリーはなってないんだなぁ。やっぱみんな取ってるな!百メートルほどその道を行ったところで木立の中のタベルナを見つけた。もちろん店の中でも食べられるのだが、外の木立の中にテーブルがセットされている。木立の中でお食事が出来るなんて素敵!また食べに来ようね。 さて、さらにくねくね坂道を登り、リマソールからタクシーで来た時に通ったメインロードに出た。メインロードを横切ると、そこからは砂利の坂道になる。こっからが本番って所かな。よぉしがんばるぞ。そのうち砂利道から階段になった。うんしょうんしょと階段を上ったり降りたり。やがて谷川に降りてきて、階段は終了。もうすっぽり森の中だ。 ここからは正真正銘ワイルド!道なき道にはごろごろ石がいっぱい。足を取られないように気をつけないと。でも、川にお魚さんが、あそこに花が!とわたしは、キョロキョロしまくり。特に、わたしが一番興奮してしまったのが、これです。握りこぶしくらいもある、めちゃくちゃ大きな松ぼっくり。またこれがそこら中にいっぱい落ちている。もうわたしは拾いたくて拾いたくてうずうずする。でも、「こんなのいっぱい持っててもしょうがない。」と考えるだけの理性はちょっぴり残っていたので、一番きれいでかっこいいのを一個だけ拾っていく。わぁーい宝物ゲットだ。ルンルン☆ カレドニアンフォールどんどん道を進んでいくと、切り立った崖を上っていくことになった。またこの道が、ここは山伏の修行場か!というくらい、めちゃくちゃ狭い。さすがに安全の為に、つかまりながら歩くための鎖がついているが、ここはマジで命の危険を感じる。崖の上の方までくると、自分より下にさっき喜んで拾っていた松ぼっくりがなっている大きい松が見えた。松よりも高いところを歩いているわけっ?怖すぎやって!(>_<)でも、しっかり松を観察する。ここの松、日本のくねくね松と種類が違うみたい。杉みたいにまっすぐ伸びている。それにこんなにでっかい松ぼっくり。んーー面白い! 11時小さい滝に着く。ここまで休みなく上ってきたので、さすがに一旦休憩する。さぁカレドニアンフォールが我等を待ってるでぇ!いつもなら、疲れたよぉー、しんどいよぉーって、すぐ泣きが入るわたしだが、景色は抜群だし、お花はきれいだし、木はでっかいし、鳥さんもいっぱいいるので、なんだかとっても元気。 12時半やっと着いた!カレドニアフォール標高1340メートル。へなちょこなわたしでもここまで来たぞぉ!めっちゃうれしい。さすがに標高が高くなっているので、日陰に入ると、風が冷たくて長袖がほしいくらいだ。少し下まで降りて、ベンチのある所でランチにする。 川でミネラルウォーターとオレンジを冷やして、さぁご飯食べよっと。ベンチに用意してきたランチを広げる。一心不乱で歩いてきたから、そんなにお腹がすいてるとは感じてなかったけど、いったん食べ出したら、二人とも怒涛のようにすんごい食べた。生まれて初めて食べたハム缶も意外とおいしかった。川で冷やしたミネラルウォーターはすぐに冷たくなっていて、デザートのオレンジもきんきんに冷えておいしかった。ランチの後、ひとしきり滝を眺めてゆっくりする。 ハイキングの帰り道さてと、おなかもいっぱいになったし、滝も見たし、帰りますか。帰りはもう山道にもなれて、怖い怖い山伏街道も難なくクリア。さっきの小さい滝までさっさと降りてきた。行きしにあんまりゆっくり滝を見られなかったので、今度はじっくり滝を見物する。それから順調にどしどし降りて、メインロードまで降りてきた。でも、そろそろわたしは限界。(T_T)そんなわたしを尻目に、連れはまだまだやる気。だってこの辺のマスの養殖場で、新鮮なマスを食べさせてくれると金子パパから教えてもらっていたのだ。今日はそこでマスを食べる気でいたので、タベルナの様子を見に行く。連れは期待に胸膨らませ意気揚揚と、一方わたしは足がダルダルの極限状態でのろのろとついていく。せっかく来てみたが、タベルナは営業していないみたい。残念…。やっぱり今日は行きしで見つけたタベルナに行こう。くねくね道を帰る途中で、連れが5セント硬貨を拾った。ガリガリの傷だらけだったけど、お金なんだから使えるよね。これでなんか買えるかな? 3時半村の広場まで戻ってきた。昨日パンフレットから情報を仕入れていたので、郵便局に航空書簡を買いに行く。「エアーレター、プリーズ」って言ったら、おじさん初め何のことかいなって思ったみたいだったけど、すぐに気が付いて、航空書簡を出してくれた。5枚買う。よぉーし、ここで使うっきゃないと思い、さっき拾った5セントを出した。おじさんちょっと変な顔したけど、もらってくれた。でへへへへ、やった。なんかこの航空書簡、外にキプロスの景勝地の写真や解説が書いてあって絵葉書の代わりみたいになっている。あんまり趣味がいいとは言いがたいけど、まぁいっか。 やっとホテルに到着。お疲れ様でした。でも楽しかった。ほんとにたくさん歩いた。さすがに体はだるいけど、混雑した町中を歩いたような疲労感はない。素敵な景色と爽やかな風のおかげですな。じゃあシャワーで汗を流して、ゆっくりしましょう。やることだけやって気が緩んできたのと、休ませろー!という体の欲求には勝てず、5時頃睡眠状態に突入する。 林の中でのディナー7時半連れに起こされる。8時さっき見つけた店に行く。もうゴミ箱を出して片づけをしているようだったが、私たちを見て「いいよ」と言ってくれたので入る。するとここの店の白いイヌにワンワンと吠えられた。そんなに吠えないでよぉ。木立の中のテーブルにつく。んーいいわぁ。林の中でご飯食べれるのね。今日はディナーも自然がいっぱいだぁ。今日はマスの養殖場が閉まっていてだめだとあきらめていたけど、ここのメニューにもマスがある。迷わずマスを頼んだ。このタベルナは木立の中にバーベキューのかまどがあって、グリルものは全部ここで炭火焼にしてくれるから、めちゃくちゃおいしい。わたしはマスは生まれて初めて食べた。ちょっと生臭いけど、淡白でなかなかおいしい。ワインは連れが薦めてくれた白ワインの甘口。セントパンテレイモンという名前だ。わたしは甘口の白ワインなんて飲んだ事がなかったのでドキドキ。んーーーーなんじゃこれは!おいしすぎるぅ!癖になるぅっ! そんな感じで、ご機嫌でパクパクおいしいお料理を食べてたら、8時45分急に停電になった。ほんとに真っ暗でなぁーんも見えん。時々通る車のライトを頼りに残りのワインを飲んで9時10分出る。停電になったからということで、お店のお父さん7ポンドにまけてくれた。ごちそうさまでした。停電のせいか、お星さんは昨日よりも、もっともっときれいに見えた。 ホテルに帰る途中、他のタベルナはキャンドルサービスしていた。まけてくれたのは、うれしかったけど、キャンドルサービスでもよかったなぁ〜。真っ暗な道をホテルまで帰ったら、金子パパが待っててくれて、キャンドルをくれた。部屋でキャンドルを灯す。んーなんだか風情があるね。たまにはこういうのもいいかも。 連れが下に降りて、お水をもらいに行ってくれた。食堂の奥にあるバーカウンターで勝手に入れていいって。ついでに金子パパに聞いたところによると、ニコシアとリマソールを結ぶ、メインロードの途中で大火事があったので、停電したらしい。よく火事があるなぁ。乾燥してるから? 今日は停電してるし、わたしもすっかり出来上がっちゃってるから、もう寝るでぇー。おやすみなさぁーーい。 *ギリシャ*┃アテネ┃ミコノス┃パロス┃ナクソス┃イオス┃サントリーニ┃ロードス┃ *キプロス*┃リマソール┃プラットレス┃ニコシア┃パフォス┃ラルナカ┃ |
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