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1995年6月10日から6月16日
 ┃ データ ┃ アルバム ┃
┃ 10日 ┃ 11日 ┃ 12日 ┃ 13日 ┃ 14日 ┃ 15日 ┃ 16日 ┃


6月15日 おいしいカレーが出来ましたよ♪

カレー作るで!

 10時起床。11時朝食。今までシエスタなしの強行軍だったので、今日は一日ホリデイ☆彡久々にゆっくり出来て、とっても嬉しい。わたしの体力は連れの体力に遠く及ばないが、それでもなんとか連れのペースについていったお陰で、いつの間にか体力も付いて、さらにシェイプアップして痩せたみたい。痩せようとすると痩せないのにねー。まぁこの炎天下の中、あれだけ歩き回れば痩せるわなぁ。

 今日は遠出はしないで、カレーをたくさん作ってみんなに食べてもらうことにする。12時近所のスーパーに買い出し。さすがにカレールーは売っていないので、カレー粉を調達。後はお野菜にお肉。材料はこれでOK。それから二人でワイワイ言いながら作り、出来上がったら15時になっていた。

 自分で言うのもなんだけど、とってもおいしいカレーが出来た。味見を兼ねて、遅い昼食に朝の残りのサラダと食べる。食事の後はまた友達に手紙を書いたりして、ゆったり過ごす。

 16時40分ジャックに明日の船のことを聞きに行く。新しいお掃除兄ちゃんアレックもいたので、「カレーを作りすぎたのでみんなに食べるの手伝って。」と頼んだ。その後コーヒーブレークをしたらすっかり和んでしまって、今日は岩登りをするつもりだったのに忘れるところだった。よーし行くぞー。

岩に登るで!

 18時40分出掛けに、ブラホ氏とジャックに声を掛けられていざ出陣。わたしは、途中の教会から下に降りるような、めちゃくちゃ細い道があったように思ったのだが、スタスタ連れは行ってしまう。前進しても岩は遠ざかるばかりで一向に下に下る道がない。やっぱりあそこだよと、通り過ぎた教会まで引き返す。ここここ。細い道を恐る恐る降りていく。

 さて、ホテルから見えていた大きい岩は、小型版グランドキャニオンのような形をしている。元はもっとちゃんとした岩だっんだろうけど、地震やなんかで崩れたりして今の形になったみたい。大きさはそうねぇ、体育館くらいはあるかな。けっこうでかい。毎日ホテルからこの岩を眺めていたので、登れるものなら登ってみたいと思っていたのだ。

 さてさて、小型グランドキャニオンのそばまで来たのだが、切り立った崖に突き当たって、道がなくなってしまった。えーーーせっかく来たのにぃーーとうろうろ道を探すと、なにやらけもの道のような、よじ登るための道筋がある。どうやら、この道をよじ登るしか手はなさそう。

 連れが先に上って、わたしが後に続く。やりました頂上です!!。おーすんごくいい眺め。きてよかった。20時まだまだ日は沈まない。頂上でサンセット見物したかったけど、暗くなって降りれなくなったら危ないので、しかたなく降りることにする。

 わたしたちが降りてきたら、おじさんがやってきて、「いやーぼくも登るとこ探してたんだ。ここからよじ登るのかー。」といって登っていった。降りてからも、下でぶらぶらしていたら、 さっきのおじさん上から降りて来た。向こうから彼の奥さんもやってきて、4人でおしゃべりする。

 彼らはバンクーバーからやってきたそうだ。息子さんが神戸に2年間留学していたんだって。神戸の震災はおろか地下鉄サリン事件まで知っていた。「そうなの、日本は今大変なの。」といっておいた。このご夫婦は、なんでもハワイフリークで、ギリシャの後は日本とハワイを経由して帰ると言っていた。とても分かりやすい英語でお話ししてくれた。ひとしきりお話ししてから彼らは岩の方へ、私たちはもう少し残ってサンセットを見定めることにした。

アダムとジャック

 21時10分サンセットをばっちり鑑賞して、ホテルに戻る。アダムがお客さんの赤ちゃんを上手にあやしていた。カテリーナちゃんっていうんだって♪めためたかわいいどぉー。キューピーさんそっくり!そうか、キューピーさんって西洋人の赤ちゃんがモデルなんだと、いまさらのように感心してしまった。

 ジャックもわたしも赤ちゃんなんてだっこしたことないもんだから、ちょっと抱かせてもらったけどワンワン泣かれてしまった。赤ちゃんってよく知ってるもんね。だけど、アダムは全然泣かれなかった。赤ちゃんに慣れてるって事は、この子きっと兄弟が多いんだなと思った。

 21時30分ジャックが暇そうにしていたので、カレーをごちそうすることにした。連れがカレーの用意をしている間に、ジャックといろいろおしゃべりする。

 ジャックはオーストラリア人でシドニー在住。コンピューター関係のOLをしていたけど、機械相手の仕事が嫌になって旅に出たらしい。そしてここサントリーニまで流れ流れてやってきたところで、軍資金が底をついて、このホテルで受付しているというわけ。シーズンの9月頃までバイトして、ヨーロッパをまわって真夏のクリスマスのオーストラリアに帰るそうだ。

さぁ召し上がれ

 二人でペチャクチャしている間に、連れがカレーを運んできた。さぁ召し上がれ。ジャックのカレーの感想は?。「いつもスブラキとかばっかりでうんざりしてたし、カレーなんて久々。とってもおいしい。」あーよかった。そうそうあのブラホ氏も料理がうまいそうだ。人は見かけに寄らないと言うけど・・
・。

 カレーを食べながら、今度は3人でおしゃべり。シドニーの話や大阪の話をした。あー楽しかった。今までジャックと思うようにお話しできなくて、へこんだことも会ったけど、やれば出来るじゃんと自信がついた。難しい話はだめだけどね。

 ジャックと別れて部屋に戻る。そういえば私たちも晩御飯まだなんだ。でももう食べに行くのも遅いしまだカレーも残っているので、私たちもカレーで済ます。今日はカレー三昧!!

 それにしても長いはずだったサントリーニもあっという間に明日でお別れ。楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまうもの。サントリーニだけで1ヶ月いても良いくらいこの島が好きになってしまった。いい人たちとも出会えたし、これぞ旅の醍醐味っていう1週間だった。



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